2017-05

作業記録

ケースファンの交換

ファンが止まっているというので、交換してまいりました。ファンの交換だけではネタに乏しいので、赤外線サーモグラフィーでどのように映るのかテストしてみました。使用したカメラは FLIR ONE です。故障したファンを撮影して、FLIR Toolsで解析すると、モーターの中心部分が42.6℃、ケーブルが36.7℃と40.0℃と結構発熱していることがわかります。ファンの隙間から覗ける奥の方(筐体内部)は大変な事になっています。停止したファンを撮影して何を今更と思うでしょうが、これで通電しているだろうと予想することが出来ます。よって、停止の原因はファンのモーターやベアリングの問題であると絞り込むことが出来ました。ファンの故障と思い込んで、いざ交換してみたら回転しなくて、通電してませんでした なんてことにならなくて済みます。交換後に撮影したものがこちら明らかに熱分布が異なります。ちゃんと冷えてます。 改めて排気ファンが大事だと痛感しました。ついでに他のファンも撮影してみましたこちらはラックの天板についている排気ファンです。高回転数のせいか、若干中心の温度が高いようです。
IoT

M2Mルータ + グローバルIP SIM + ネットワークカメラ + ファンレスPC の構成で定点観測カメラ実証実験

今回は通信回線のない隔離エリアにおいて、監視カメラを運用する実証実験を行いました。構成は以下のとおりです。・M2Mルータ:I-O DATA 「UD-LT1」・監視カメラ:Panasonic 「BB-HCM580」・SIM:グローバル固定IP付きデータ通信専用SIM 「インターリンク LTE SIM」・ファンレスPC:「LIVA Windows® 8.1 with Bing(LIVA-C0-2G-32G-W-OS)」Windows10Homeアップグレード済・FTPサーバー:Windows10標準 IIS・クラウドサービス:Googleアカウント・リモートデスクトップ:Chromeリモートデスクトップ・クラウドストレージ:Google Drive合計の消費電力は、100Vで0.15~0.22Aでした。高負荷時を考慮して、50~75VAほど見積もっておけば安定稼働出来ると思います。写真左が「LIVA」、写真右が「UD-LT1」です全て既製品と既存サービスを利用していますので、構成品を他のメーカー・サービスに置き換えることが可能です。例えば、ファンレスPCを「Raspberry Pi」にして...