eco I-Vカーブ測定をしてみました(その5)
(その4)では、セルを完全に隠してしまいましたが、セルを部分的に隠すとどうなるでしょうか?写真上段のクラスタから(その4)の時より小さい紙を置いて実験していきます。1122334455667788引き続き下段のクラスタで実験991010111112121313141415151616セルによって影響の大小がありますが、いい感じで曲線が崩れています。(その4)の実験では、パイパスダイオードが働くと出力が30W以下まで低下していましたが、今回は60W前後出ています。パネル1枚で実験するとこのようにわかりやすいですが、実際には7直や10直となっていますので、全体に隠れて平準化されてしまい、判別が困難になるものと予想できます。余談ですが、クラスタ間に10%以上の出力差が発生すると、バイパスダイオードが働くという資料を見たことがあります。システムとしては更にストリングが並列接続されているので、全体の発電量だけ見ていても、経年劣化による落ち込みなのか、局所的な不良なのかがわからないため、I-Vカーブで見える化することは非常に重要になります。 局所的な不良を見逃して放置しておくと、後々大きな故障につ...
