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USB3.0ポートしかない intel NUC5PPYH に Windows7 Professional 64bit をインストールする方法

いよいよWindows7がレガシーの仲間入りになりました。最新のパソコンではUSB3.0ポートしか搭載されていない機種が増えてきまして、そのような機種にはWindows7を普通にインストールすることは出来ません。これは、Windows7のインストーラにUSB3.0ドライバが組み込まれていないため、インストール画面で操作不能になります。通常のデスクトップPCであれば、USB2.0ポートやPS/2ポートがあるのでなんとかなりますが、NUCを代表とする省スペースモデルではワヤです。そこで面倒ですが、Windows7のインストールディスクイメージにUSB3.0ドライバをブチ込んでしまうことで、この問題を回避することが出来ます。今回のミッションは、そのNUCにWindows7をインストールすることです。依頼は32bit版でしたが、intel NUC5PPYH には Windows7 32bit 用のドライバが提供されていません。64bit版で我慢していただくことになりました。そもそもWindows7 32bit版じゃなきゃ動かないシステムって何なんでしょう?Windows7 32bit版で動くな...
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intel NUC 超省電力モデル NUC5PPYH

組み込み用のテストPCをご希望されまして、とにかく省電力が良いとのことでしたので intel NUC5PPYH を組んでみました。このモデルの特徴はTDP 6Wの低消費電力CPUを搭載していることと、筐体が少し分厚いので、2.5インチのHDD又はSSDを搭載できることです。そのため他のモデルより比較的低価格に組み上げることが出来ます。ACアダプターが、なんとか許せる大きさまで小さくなりました。以前のモデルは、本体が小さくなってもACアダプターが巨大で、どうなの? という欠点がありました。写真左がGIGABYTEの初期型BRIXで普通のノートPC並のACアダプターが付属します。写真右はファンレスPCのLIVAです。ACアダプターは65Wですが、実際の消費電力は10Wそこそこなので、24時間365日つけっぱなしでも電気代は気にならないくらいです。外観をグルっと回ってみますとこんな感じです。このモデルのもう一つの特徴としては、モニタ出力にVGA端子が搭載されている点です。組込パソコンとして使用する場合、未だにネックなのがモニタ出力で、まだまだVGAに限定される環境が少なくありません。本体を小...