Phantom4にスマホを無理やりマウントしてみたら色々と使えそうです(その2:FLIR ONE IR調査)
前回は、Phantom4にスマホを無理やりマウントして、スマホのカメラアプリを利用した空撮に挑戦してみました。 今回は、そのスマホにFLIR ONEを装着して、太陽光パネルのホットスポットが判別できるか試してみました。 最近はドローンを活用した太陽光パネルのIR検査が流行の兆しを見せているようですが、実際に依頼すると軽く20万円は必要になります。 改正FIT法によってメンテナンスが強要されることになりましたが、予算の取れるメガソーラー発電所ならまだしも、50kW未満の発電所で点検に何十万円も払っていたら何やってるか意味不明になってしまいます。 太陽光パネルのIR検査を始めるために、通常考えられる必要機材をあげてみます。 機材は上を見たらキリがないので、最低限の構成を考えると、以下の構成に落ち着くのではないでしょうか? 機体:DJI Inspire 2 Standard Combo ¥543,300 追加送信機:スレーブ送信機 ¥65,200 赤外線サーモグラフィカメラ:Zenmuse XT 約150万(高性能な赤外線カメラは輸出規制対象品で価格は時価みたいなものです) モニタ:iPad...