DJI GS Pro で点検に最適な設定は?

DJI GS Proを使いこなすために日々練習しておりますが、点検などの空撮に使えそうな設定を紹介いたします。

申し訳ありませんが、今回はキャプチャし忘れてしまいましたので、文字だけで説明させていただきます。

というか、DJI GS Proを使ったことがある方なら、画像も必要ないほどのワンポイントです。

 

  1. 全体設定-飛行速度 : 手動
  2. 全体設定-機首方向 : 手動制御
  3. 全体設定-ジンバルピッチ制御方法 : 手動制御
  4. 全体設定-コーナリング : ストレート
  5. 全体設定-ミッション完了時動作 : ホバリング

 

フライトプラン作成後に上記の設定に変更しましょう。

全体設定-飛行速度:手動
これにより、全行程を自動よりゆっくり飛行することができ、挙動がおかしな時はすぐ停止(ホバリング)に移行できます。
飛行ルートは全行程エレベータ操作のみで進みます。

全体設定-機首方向:手動制御
これにより機首方向を操作しなければ常に同じ方角を向き、異常を発見した時はすぐに画角を変更できます。

ジンバルピッチ制御方法:手動制御
この設定で一度テストフライトしてジンバルピッチを合わせておきます。
その後一切変更しなければ固定の角度で撮影できます。
スライダーで最適な角度に合わせるのは至難の業です。というか、無理です。

全体設定-コーナリング:ストレート
これは撮影対象にもよりますが、構造物などはストレートの方が後で再生した時に確認しやすいと思います。

全体設定-ミッション完了時動作:ホバリング
思わぬところへ飛んでいかないように、完了時はじっとしてもらうのが安全です。
中でも特に重要なのが、”全体設定-飛行速度:手動”です。

安全上、自動飛行を瞬時に停止できることは非常に重要になりますが、飛行速度が自動の場合だと、フライトプランを停止する操作が必要になり、その間に接触して墜落する可能性が非常に高くなってしまいます。
それを避けるためにも、エレベータ操作のみで瞬時に停止できることは安全性が格段に高まるので、強くおすすめします。