DJI MAVIC 2 Enterprise DUAL はヤバイ!!!!!
いつものようにドローンラボ近江さんで色々と練習させていただいておりますが、今回は夜間飛行訓練です。 許可は意外と簡単におりました。
日没は17時15分くらいだったと思います。
18時を過ぎると辺りは真っ暗で、夜間飛行訓練には絶好のロケーションです。
MAVIC 2 Enterprise DUAL には標準で、ビーコン、スポットライト、スピーカーが付属しています。機体の上部にUSBコネクタがあり、ネジ止めで簡単に脱着ができます。
夜間の飛行をなめてましたが、本当に怖いです!
周りの地形も見えませんし、機体の識別も思ったより困難です。
本体底面にナイトライトというLEDが内蔵されており、飛行中はこれがフラッシュして位置を知らせてくれますが、ナイトライトを切ると、プロペラ下のLEDだけではかなり不安になります。
自信を持って夜間飛行できるようになるまでには、相当な訓練が必要だと痛感しました。
それほど難しい夜間飛行でも、安全に出来てしまう MAVIC 2 は、とんでもなくヤバイ奴です!
バッテリー1本分は、ビーコンを装着して夜間での感覚と基本操作を確認しました。
最初はビーコンが何のためにあるのか理解出来ませんでしたが、真っ暗な空を飛ばしてみると、光ってくれるだけでこんなに助かる物かと感動しました。
次は赤外線サーモグラフィーカメラのテストです。
アスファルト舗装は太陽が沈んでも熱がこもっていることがわかります。
赤外線サーモグラフィーカメラの解像度が低いので、あまり期待していませんでしたが、30m上空からでも熱源が動くことは判別できましたので、私には十分に実用レベルでまたまた感動です。
動画はこんな感じ
撮影後に判明してがっかりしたのですが、DJI Mavic2 Enterprise DUALのサーモ画像は、動画も静止画も温度情報を記録していません。仕様ではただのMP4とJPEGとなっています。
FLIR Tools に取り込んでも解析できません。
結構な本体価格だったのに、、、それはないですよね。。。。。
続いては、スポットライトのテスト。
小さなヘッドライトなので、これで役に立つのかなぁ と疑っていましたが、大きさの割にメチャクチャ明るいです。
スポットライトできれいに撮影する場合は、ライトの明るさ調整と、カメラの設定をうまく合わせる必要があり、結構むずいです。
動画はこんな感じです。
今回は何度も練習させていただいている、ドローンラボ近江さんでの飛行だったため、だいたい慣れているはずですが、それでも相当怖かったです。
恐怖心が先に出てしまい、普段出来ている操作が出来ない時がありました。
ちょっとでも非常時ではパニック確定ですので、相当練習が必要です。
実際に業務で実施する場合は、日中にテスト飛行を繰り返してからでなければ、夜間飛行はやってはいけません。
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