ファンが止まっているというので、交換してまいりました。
ファンの交換だけではネタに乏しいので、赤外線サーモグラフィーでどのように映るのかテストしてみました。
使用したカメラは FLIR ONE です。
故障したファンを撮影して、FLIR Toolsで解析すると、モーターの中心部分が42.6℃、ケーブルが36.7℃と40.0℃と結構発熱していることがわかります。ファンの隙間から覗ける奥の方(筐体内部)は大変な事になっています。
停止したファンを撮影して何を今更と思うでしょうが、これで通電しているだろうと予想することが出来ます。
よって、停止の原因はファンのモーターやベアリングの問題であると絞り込むことが出来ました。
ファンの故障と思い込んで、いざ交換してみたら回転しなくて、通電してませんでした なんてことにならなくて済みます。
交換後に撮影したものがこちら
明らかに熱分布が異なります。
ちゃんと冷えてます。 改めて排気ファンが大事だと痛感しました。
ついでに他のファンも撮影してみました
こちらはラックの天板についている排気ファンです。
高回転数のせいか、若干中心の温度が高いようです。