Panasonicネットワークカメラの設定作業をお手伝いさせていただきました。
非常に大きな案件で、12台のカメラ設定+αと、現地にて設置の補助を含めて、約3週間張り付き作業となりました。
今回のカメラは、パナソニックの屋外ハウジング一体型フルHDネットワークカメラの中でも最上位機種に当たるモデルで、かなりビビりましたが、ネットワークカメラの進化に触れることが出来て、大変貴重な経験となりました。
また、パナソニックのi-PRO SmartHDシリーズによって構成されたシステムは、カメラ必要台数とレコーダー1台の構成でシステムが完結してしまい、いったい専門知識とは何ぞや? と自問自答してしまうほど簡単なシステムでした。
一昔前でしたら、ネットワークカメラに対して、
1.カメラ動作を制御するための装置
2.映像を配信するための装置
3.録画するための装置
が必要で、それぞれにLinuxサーバーを立ててウン千万円という規模のシステムでしたが、今回のi-PRO SmartHDシリーズで構成すると、
全てがネットワークディスクレコーダー1台で賄えてしまい、カメラ本体の低価格化も含めてウン百万円で構築出来てしまいます。
しかもフルハイビジョン画質で、
技術の進歩は恐ろしいですね。
ネットワークカメラ本体(デ、デカイ これが12台・・・)
ネットワークディスクレコーダー WJ-NV300
設置中のカメラ本体
最近高速道路を走っていると、似たようなカメラが設置されています。
それほど信頼性も問題ないと言うことでしょうか。
実際に設置設定作業をしてみると、随所に(悪い意味での)パナソニックらしさが溢れ出ていました。
特にコネクタ周りはもっと標準的なものにして、工事業者に設置の自由度を与えてほしいと切に思います。
初めて手にとる方は、取説と仕様書がダウンロード出来ますので、入念な事前準備を心がけて下さい。