PandAアシスト

DJI Phantom 4

RealFlight 7.5 INTERLINK ELITE コントローラのスティックをドローン仕様に改造してみました

Phantom4の練習には、実機よりも RealFlight 7.5 を使った練習がほとんどの時間を占めるわけですが、これに付属しているコントローラ(プロボ)が、ラジコンの飛行機やヘリの仕様になっているため、違和感アリアリのままで練習していました。 具体的には、操作モード1の場合のスロットルスティックが、手を離してもセンターに戻りません。バネが入っていないので、スティックの角度を維持する構造になっています。 まぁ、使ってるうちに慣れるものですが、厳密にはシックリ来ません。 色々調べたいのですが、ラジコン知識がないので、キーワードすらわかりません。挙句の果てには4万円もする本物のプロポを買ってコントローラに繋ごうかとまで考えました。 しかし、諦めずに調べて見るものです。 たった1500円で改造パーツが売ってました。 Amazonに出店している”HOBBY.CO.JP GROUP ONLINE STORE”というストア(運営:株式会社 マルタ・ホビー様)から 「REAL FLIGHT USBコントローラー用フルスプリングパーツセット DRONE&RF 5~7.5対応」 というパーツが販売さ...
DJI Phantom 4

河川敷でPhantom4の飛行訓練をしてきました

ドローンの練習場所というのは本当に無くて困ります。 なんとか10時間のフライトはクリアしましたが、10時間飛ばすのに半年かかりました。 JUIDAのスクールのホームページを見ていると、フライトシミュレーターの時間を算入していますが、それはズルいですよねぇ。 それなら私は100時間くらい飛ばしてることになりますが・・・ 実際にはバッテリー1本で約20分しか飛べません。(仕様上は27分ですが、墜落が怖くてギリギリまでは出来ません) 発電機を準備しても、安全装置のためにバッテリーが熱いうちは充電できないので、使用後冷やす時間が結構必要です。 バッテリーは4本ありますが、丸一日予定していても、正味2時間がMAXで、1時間半が良いところです。 そんなこんなで半年掛かりましたが、無事に10時間をクリアしまして、早速「無人航空機の飛行に関する許可・承認書」を提出し、日本全国で飛行できることになりました。 6月2日に許可・承認書(案)をメールして事前確認をお願いしたところ、内容についての問い合わせは一切なく、誤記の訂正を1回行い、6月14日付けで許可・承認を得ることが出来ました。(こんなもの行政書士に...
eco

I-Vカーブ測定をしてみました(その5)

(その4)では、セルを完全に隠してしまいましたが、セルを部分的に隠すとどうなるでしょうか? 写真上段のクラスタから(その4)の時より小さい紙を置いて実験していきます。 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 6 6 7 7 8 8 引き続き下段のクラスタで実験 9 9 10 10 11 11 12 12 13 13 14 14 15 15 16 16 セルによって影響の大小がありますが、いい感じで曲線が崩れています。 (その4)の実験では、パイパスダイオードが働くと出力が30W以下まで低下していましたが、今回は60W前後出ています。 パネル1枚で実験するとこのようにわかりやすいですが、実際には7直や10直となっていますので、全体に隠れて平準化されてしまい、判別が困難になるものと予想できます。 余談ですが、クラスタ間に10%以上の出力差が発生すると、バイパスダイオードが働くという資料を見たことがあります。 システムとしては更にストリングが並列接続されているので、全体の発電量だけ見ていても、経年劣化による落ち込みなのか、局所的な不良なのかがわからないため、I-Vカーブで見える化することは非...
eco

I-Vカーブ測定をしてみました(その4)

次に、セルが故障したときの特性を確認するために、セルに紙をのせて故障状態を再現してみます。 今回のパネルは、9セル×4列なので、2クラスタ構成であると予想できます。 一つのクラスタについて、セルを隠していきます。写真は横置きになっていますので、上の2列から。 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 6 6 1つのセルを隠しただけでも出力が激減します。 バイパスダイオードが正常に働き、不良セルを含むクラスタが丸ごとパスされているのがわかります。 しかし、半減する程度だろうと予想していましたが、それ以上の低下に驚きました。 この辺の対策は、メーカーに寄って異なるのでしょうか? 是非とも色々なパネルでテストしてみたいところです。 続けてもう一方のクラスタについても同様に。 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 6 6 やはり同様なI-Vカーブとなりました。 クラスタ内に1つでも不良セルがあればバイパスされるということは、いくつ不良セルがあっても同じという事になります。 2つ以上のセルを隠します。 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 6 6 7 7 8 8 予想どおりです。 不良セルの特...
eco

I-Vカーブ測定をしてみました(その3)

初回のテストでパラメータを間違えてしまい失敗してしまいました。 今回は訂正のためのテストです。 天気は快晴! 温度センサーは端っこではなく、できるだけ真ん中寄りにつけました。 これが正しいのかはわかりませんが、実際の設置状況では場所を選べませんので、場所によって結果が左右されるのであれば、使えないということになってしまいます。 では、実測(やり直し) この日は天気が良すぎたため、パネルの角度を変えて、無理矢理照度を落としました。そのため、正しい計測値では無いかもしれません。 放射照度 228 W/㎡ やはりムリがあるみたいです。 放射照度 318 W/㎡ 放射照度 427 W/㎡ STC OK が出ました 放射照度 513 W/㎡ 放射照度 627 W/㎡ また STC OK が出ました 放射照度 716 W/㎡ 放射照度 950 W/㎡ 放射照度 1022 W/㎡ 放射照度 1098 W/㎡ 放射照度 1124 W/㎡ 結果、非常に良い天候(条件)だったにも関わらず、ほとんど STC OK にはなりませんでした。 当たり前と言えば当たり前ですが、厳格に温度係数を設定しないと正しい換算...
eco

I-Vカーブ測定をしてみました(その2)

前回のテストパネルとは異なるパネルをテストしてみたいと思います。 こちらもアマゾンで調達した suaoki 50W TPS-105(32)-50W-SF というパネルです。 このパネルは温度係数がわかりません。 パラメータは以下の通りで、温度係数はチェッカーの既定値です。 なんか変なカーブです。 ちなみに並列で100Wにするため、同じパネルを2枚購入しておりますが、2枚とも同じ特性を示していますので、個体差ではないと思われます。フレキシブルタイプなので、構造的な理由があるのかもしれません。 では、実測 放射照度 447 W/㎡ んん? STC OK カーブは変形ですが、スペックは出ているみたいです。ムズカシイ・・・ 放射照度 577 W/㎡ ここから先は、やはりといいますか STC NO OK です。 放射照度 611 W/㎡ 放射照度 729 W/㎡ 放射照度 826 W/㎡ 放射照度 950 W/㎡ 放射照度 1011 W/㎡ 今回のパネルは初心者にはハードルが高すぎたようです。カーブの形状を見ても、さっぱり・・・ せっかく2枚あるので、直列、並列、それぞれの計測もしてみました。 ...
eco

I-Vカーブ測定をしてみました(その1)

太陽光パネルのI-Vカーブ特性というのが、いまいち曖昧で腑に落ちないので、手持ちのパネルを使って、色々なパターンでどのように変化するのか、データ取りをしてみたので公開していきたいと思います。 まだまだ素人レベルなので、皆様の参考にはならないと思いますが、自分用の記録が主目的ですのでご容赦願います。 使用するのは PROVA 1011A というI-Vチェッカーです。 メジャーブランドのメーカー品と比べると、3分の1程の価格ですが、個人で使用するにはなかなか良い製品だと思います。 最大 1000V 12A まで対応しているので性能は十分です。 後は確度と耐久性が使い物になりそうか、様子を見ながらといったところです。 事業として成り立ちそうであれば、ブランド品の HIOKI FT4300 か、管理ソフトが秀逸な 新栄電子計測器株式会社 IVH-2000Z 辺りにグレードアップしてバリバリ計りたいです。 <PROVA 1011A について> 長所は、 ・安い!! ・放射照度計+温度計が付属しているのに 安い!! ・オプションでACクランプとDCプローブを追加することで、パネルからの直流電流とパ...
作業記録

ケースファンの交換

ファンが止まっているというので、交換してまいりました。 ファンの交換だけではネタに乏しいので、赤外線サーモグラフィーでどのように映るのかテストしてみました。 使用したカメラは FLIR ONE です。 故障したファンを撮影して、FLIR Toolsで解析すると、モーターの中心部分が42.6℃、ケーブルが36.7℃と40.0℃と結構発熱していることがわかります。ファンの隙間から覗ける奥の方(筐体内部)は大変な事になっています。 停止したファンを撮影して何を今更と思うでしょうが、これで通電しているだろうと予想することが出来ます。 よって、停止の原因はファンのモーターやベアリングの問題であると絞り込むことが出来ました。 ファンの故障と思い込んで、いざ交換してみたら回転しなくて、通電してませんでした なんてことにならなくて済みます。 交換後に撮影したものがこちら 明らかに熱分布が異なります。 ちゃんと冷えてます。 改めて排気ファンが大事だと痛感しました。 ついでに他のファンも撮影してみました こちらはラックの天板についている排気ファンです。 高回転数のせいか、若干中心の温度が高いようです。
IoT

M2Mルータ + グローバルIP SIM + ネットワークカメラ + ファンレスPC の構成で定点観測カメラ実証実験

今回は通信回線のない隔離エリアにおいて、監視カメラを運用する実証実験を行いました。 構成は以下のとおりです。 ・M2Mルータ:I-O DATA 「UD-LT1」 ・監視カメラ:Panasonic 「BB-HCM580」 ・SIM:グローバル固定IP付きデータ通信専用SIM 「インターリンク LTE SIM」 ・ファンレスPC:「LIVA Windows® 8.1 with Bing(LIVA-C0-2G-32G-W-OS)」Windows10Homeアップグレード済 ・FTPサーバー:Windows10標準 IIS ・クラウドサービス:Googleアカウント ・リモートデスクトップ:Chromeリモートデスクトップ ・クラウドストレージ:Google Drive 合計の消費電力は、100Vで0.15~0.22Aでした。 高負荷時を考慮して、50~75VAほど見積もっておけば安定稼働出来ると思います。 写真左が「LIVA」、写真右が「UD-LT1」です 全て既製品と既存サービスを利用していますので、構成品を他のメーカー・サービスに置き換えることが可能です。 例えば、 ファンレスPCを「R...
ネットワークカメラ

ネットワークカメラ更新設定

ネットワークカメラの更新設定をお手伝いさせていただきました。 例によってPanasonic製のネットワークカメラでした。 2台更新と録画設定をさせていただきました。 録画装置はVioStorでした。 こんな場所でした
寄り道

平成28年度業務完了

今年度の業務が無事完了し、なんとかかんとか1年間を完走することが出来ました お世話になった皆様には心より感謝申し上げます さて、最後の納品を終えて気楽になったので、前々から気になっていた”四谷の千枚田”に寄り道してきました 田植え前の時期なので、写真のような風景でしたが、ググってもらうと、とてもきれいな写真が撮影されていますので是非 一度ドローンを飛ばしてみたいですね
ネットワークカメラ

ネットワークカメラとレコーダーの更新

ネットワークカメラ2台 と ネットワークカメラレコーダ1台 を更新されるということで、設定のお手伝いをさせていただきました。 こんな場所です。 カメラはいつも通りパナソニック製でしたが、今回のレコーダーは”VioStor”という製品でした。 ”VioStor”はNASで有名な”QNAP”のNVR(ネットワークビデオレコーダー)シリーズです。 ただし、なぜかNASと違い日本での総元締めが「株式会社R.O.D」様になっているようで、こちらを通すか、2次代理店経由でしか調達できないようになっています。 USモデルの並行輸入品ならアマゾンで購入できますが、お客様へ納品するのでしたら、国内ルートの方が無難でしょう。 しかし、NVRはどうしてこうもお高いのでしょうか?
DJI Phantom 4

DJI Phantom 4 屋外飛行の練習に「ドローンラボ近江」さんへ行ってきました

名古屋市内および近郊では、屋外で人目を気にせずにドローンを練習できる場所がありません。 屋外飛行場として提供されている場所もありません。 ドローンパイロットを目指す者には非常に厳しい環境です。 まったくこんなときだけ都市扱いするのはやめてほしいですね。 ということで探しましたら、滋賀県東近江市にあります「ドローンラボ近江」さんという練習場を発見しました。 日の出から日没まで利用してもたったの2000円です! ちなみにトイレや電源はありません。 情報はFacebookで公開されていますので、ググってみてください。 LINE@も始められたようです。 休日ならETC休日割引を利用して東名名神八日市ICをおりて 平日なら東名阪~新名神~東海環状東員ICから国道421号で どちらも2時間は掛からないと思います。 周囲はとてものどかで良いところです。 DJI Phantom 4なんか飛ばしてないで、ドライブ観光したくなります。 練習場の雰囲気はこんな感じ 当日の午前中は風も穏やかでしたが、午後からは2m/sくらいの風が吹き、上空では向かい風の時に進まなくなることもありました。 広さ的には申し分あり...
Raspberry Pi

Raspberry Pi 3 Model B を、どれを買って良いのかわからなかったので、3種すべて買ってみました

今流行りのRaspberry Pi 完全に乗り遅れてしまいましたが、3が出て実用的になったのと、満を持してWindows IoT Coreが正式リリースされたので、意を決して購入してみました。 最初に悩んだのは、Raspberry Pi 3 Model B には3種類あるということです。 3種類というのは、 ・英国製 ・日本製 ・element14 とありまして、違いがわかりませんでした。 結論は、どれも気にするほどの違いは無い、ということでした。 なぜ英国製があるかというと、開発元のラズベリー財団が英国にあるからです。 生産工場は、英国ソニーです。 ちなみに日本製はソニー稲沢工場で製造されています。 ラズパイマガジン2017年4月号に記事がありましたので、引用いたします。 Raspberry Pi財団はRaspberry Piの製造・販売ライセンスをRSコンポーネンツとelement14(英Premier Farnell社)の2社に供与している。Raspberry Piをどこで製造するのは、基本的に2社が決めることだということをまず理解して欲しい。 中略 ちなみにRSコンポーネンツは...
Raspberry Pi

Raspberry Pi 3 Model B に Windows 10 IoT Core をインストールしてみました

前回はお約束どおり、ラズビアンをインストールしてみましたが、個人的にOSがLinuxだと使えないので、本命の Windows IoT をインストールして本当に動くのか試してみたいと思います。 Windowsデベロッパーセンターから始めます。 ダウンロードしたファイルを実行すると、Windows 10 IoT Core Dashboard がインストールされます。 インストールが完了したら実行します。この時パソコンにMicroSDカードを挿入しておきます。フォーマットしていなくてもOKです。 ※パスワードは必須です MicroSDカードの準備が出来ました。MicroSDカードをパソコンから取り外します。 Raspberry Pi 3 Model Bにマウス・キーボード、ディスプレイを接続します。 更にLANケーブルまたはWi-FiでLANにつながる状況にします。 この時のLAN環境は、IPアドレスをDHCPサーバーから自動取得できるようにしておくと設定無しで接続できます。 メモリカードスロットに準備したMicroSDカードを挿入して電源を入れます。 Windows 10 IoT Core...