使ってみた

IoT

M2Mルータ + グローバルIP SIM + ネットワークカメラ + ファンレスPC の構成で定点観測カメラ実証実験

今回は通信回線のない隔離エリアにおいて、監視カメラを運用する実証実験を行いました。 構成は以下のとおりです。 ・M2Mルータ:I-O DATA 「UD-LT1」 ・監視カメラ:Panasonic 「BB-HCM580」 ・SIM:グローバル固定IP付きデータ通信専用SIM 「インターリンク LTE SIM」 ・ファンレスPC:「LIVA Windows® 8.1 with Bing(LIVA-C0-2G-32G-W-OS)」Windows10Homeアップグレード済 ・FTPサーバー:Windows10標準 IIS ・クラウドサービス:Googleアカウント ・リモートデスクトップ:Chromeリモートデスクトップ ・クラウドストレージ:Google Drive 合計の消費電力は、100Vで0.15~0.22Aでした。 高負荷時を考慮して、50~75VAほど見積もっておけば安定稼働出来ると思います。 写真左が「LIVA」、写真右が「UD-LT1」です 全て既製品と既存サービスを利用していますので、構成品を他のメーカー・サービスに置き換えることが可能です。 例えば、 ファンレスPCを「R...
DJI Phantom 4

DJI Phantom 4 屋外飛行の練習に「ドローンラボ近江」さんへ行ってきました

名古屋市内および近郊では、屋外で人目を気にせずにドローンを練習できる場所がありません。 屋外飛行場として提供されている場所もありません。 ドローンパイロットを目指す者には非常に厳しい環境です。 まったくこんなときだけ都市扱いするのはやめてほしいですね。 ということで探しましたら、滋賀県東近江市にあります「ドローンラボ近江」さんという練習場を発見しました。 日の出から日没まで利用してもたったの2000円です! ちなみにトイレや電源はありません。 情報はFacebookで公開されていますので、ググってみてください。 LINE@も始められたようです。 休日ならETC休日割引を利用して東名名神八日市ICをおりて 平日なら東名阪~新名神~東海環状東員ICから国道421号で どちらも2時間は掛からないと思います。 周囲はとてものどかで良いところです。 DJI Phantom 4なんか飛ばしてないで、ドライブ観光したくなります。 練習場の雰囲気はこんな感じ 当日の午前中は風も穏やかでしたが、午後からは2m/sくらいの風が吹き、上空では向かい風の時に進まなくなることもありました。 広さ的には申し分あり...
Raspberry Pi

Raspberry Pi 3 Model B を、どれを買って良いのかわからなかったので、3種すべて買ってみました

今流行りのRaspberry Pi 完全に乗り遅れてしまいましたが、3が出て実用的になったのと、満を持してWindows IoT Coreが正式リリースされたので、意を決して購入してみました。 最初に悩んだのは、Raspberry Pi 3 Model B には3種類あるということです。 3種類というのは、 ・英国製 ・日本製 ・element14 とありまして、違いがわかりませんでした。 結論は、どれも気にするほどの違いは無い、ということでした。 なぜ英国製があるかというと、開発元のラズベリー財団が英国にあるからです。 生産工場は、英国ソニーです。 ちなみに日本製はソニー稲沢工場で製造されています。 ラズパイマガジン2017年4月号に記事がありましたので、引用いたします。 Raspberry Pi財団はRaspberry Piの製造・販売ライセンスをRSコンポーネンツとelement14(英Premier Farnell社)の2社に供与している。Raspberry Piをどこで製造するのは、基本的に2社が決めることだということをまず理解して欲しい。 中略 ちなみにRSコンポーネンツは...
Raspberry Pi

Raspberry Pi 3 Model B に Windows 10 IoT Core をインストールしてみました

前回はお約束どおり、ラズビアンをインストールしてみましたが、個人的にOSがLinuxだと使えないので、本命の Windows IoT をインストールして本当に動くのか試してみたいと思います。 Windowsデベロッパーセンターから始めます。 ダウンロードしたファイルを実行すると、Windows 10 IoT Core Dashboard がインストールされます。 インストールが完了したら実行します。この時パソコンにMicroSDカードを挿入しておきます。フォーマットしていなくてもOKです。 ※パスワードは必須です MicroSDカードの準備が出来ました。MicroSDカードをパソコンから取り外します。 Raspberry Pi 3 Model Bにマウス・キーボード、ディスプレイを接続します。 更にLANケーブルまたはWi-FiでLANにつながる状況にします。 この時のLAN環境は、IPアドレスをDHCPサーバーから自動取得できるようにしておくと設定無しで接続できます。 メモリカードスロットに準備したMicroSDカードを挿入して電源を入れます。 Windows 10 IoT Core...
DJI Phantom 4

DJI Phantom 4 の練習に最適 リアルフライトシミュレーターRF7.5

リアルフライトシミュレーターRF7.5 を DJI Phantom 4 と一緒に購入しました。 プロポの双葉が国内販売しているラジコン用シミュレーターです。 ちょっとお高いですが、練習用にあるとないとでは全然違います。 結果的に安い買い物になりました。 私のように超ド素人の初心者で、ドローンパイロットを目指そうという方には超絶オススメです。 ソフトを起動して、DJI Phantom っぽい機体(GPS付き)を選択し、飛行させてみます。 色からしてPhantom 2がモデルでしょうか? 次に前後左右へ移動する練習をしてみます。 最後は中心を向いたまま円形に旋回します。 GPSのついた機体だと簡単に出来てしまいます。すごいです。 次に円形に移動する練習と8の字に移動する練習をしてみます。 次は前後左右移動と四角形移動をGPSなしの機体で練習してみます。 GPSが無いとホバリング出来ません。 GPSなしの操作に慣れてきました。 基本の反復練習が大切だと痛感させられます。 もともとの趣旨であるラジコンも操作してみます。 まずはヘリコプターから。 プロペラ機でリングをくぐり抜けます。 最後にジェ...
DJI Phantom 4

DJI Phantom 4 屋内にて初練習

DJI Phantom 4 を導入してみたは良いものの、練習する場所がなくて困ります。 河川敷を歩き回りましたが、良い場所は有るには有るのですが、初心者にはかなり厳しい環境で、納車日に事故って即廃車のパターンになりそうです。 河川敷での飛行練習は、基礎訓練を積んでからのほうが良さそうです。 ということで、初飛行は屋内で練習できる「ドローンジム サンズ」さんの施設を時間借りすることにしました。 場所は、藤が丘にある「サンプラザシーズンズ」。その一画にあります「サンプラザスポーツクラブ」の体育館を1時間¥5,400(税込)で貸し切りが出来ます。 屋内ですので(空調の気流は多少ありますが)無風状態でテストできます。 欠点は、GPSが受信でないことと、飛行範囲が制限されてることくらいでしょうか。 初開封後の動作確認には最高の場所と断言します。 目的を飛行練習に置かずに、「初期不良チェック」「動作チェック」「機能チェック」「基本操作体系の確認」に置けば、これほどよい環境は他にないと思います。 スポーツジムの窓口で受付を行い、同意書にサインをして、料金を前払いします。 階段で2階に上がるとバスケッ...
Microsoft

Office365を独自ドメインに紐付けしてみました

アクションパックを購入した最大の目的はOffice365です。 Office365でもE3ですから、これだけでももとが取れてしまう計算になります。 Office365を始めると、×××@×××.onmicrosoft.com というアカウントを作成して利用することになりますが、カッコよくありません。 既にドメインを所有している場合は、独自ドメインを使えるので紐付けしてみました。 以下手順をレポートします。 Office365の管理画面と、ドメインの管理画面とを行ったり来たりしますので、IEでOffice365を操作し、Chromeでドメインを操作するなど、2つのブラウザを使い分けると作業効率がよくなります。 まずは、Office365へログインして、「管理」アイコンをクリックします。 蛇足ですが、Office365のサービスを活用する場合は、必ずと言って良いほどこの画面から操作・設定を行います。 クライアントアプリから思い通りにならない時は、この管理画面を弄って下さい。 Office365サービスに登録しただけでは、”Office365のセットアップは完了していません。”となっています...
Microsoft

超お得 マイクロソフト アクションパック

マイクロソフト アクションパック をご存知でしょうか? この業界の人でも知らない方が多いのですが、フザけたくらいにお得なサービスですので、使わない理由はありません。 登録までの手順をご紹介いたしますので、検討してみてはいかがでしょうか。 ただ、誰でも利用できるわけではありませんので、ご注意下さい。 とはいえ、ほとんど誰でもな気がしますが・・・ 条件は以下の通り 1.マイクロソフト アカウントの取得 2.マイクロソフト パートナー メンバーシップへの登録 3.次の4タイプのいずれかに該当すること(2番目と3番目って大概当てはまるんじゃないでしょうか) ・IPとソリューション開発 ・コンサルティングと展開 ・リセラーと流通会社 ・管理ソリューションとホスト型ソリューション まずは、マイクロソフトアカウントの取得から ※マイクロソフトのサイトデザインはコロコロ変わるので、古くて一致しない場合はご了承下さい。 ”マイクロソフトアカウント”でググると、「Microsoftアカウント ホーム」がヒットしますので、そちらにアクセス。 マイクロソフトアカウントに新規登録 既に所有しているメールアドレス...
Windows10

Windows10 の無償アップグレードは7月29日まで

Windows10への無償アップグレードの期限がいよいよ迫ってまいりました。 Xデーは7月29日(金曜日】です! 現在まで9台のパソコンをアップグレードしましたが、経過を観察してみてもトラブルは発生していません。 Windows10 驚きです ハッキリ言って優秀です どうしても Windows7 や Windows8 を使用しなければならない理由が無い限りは、アップグレードを強く推奨します。 メーカーにWindows10アップグレード情報が全く無い機種にも、2台ほど実施しましたが、ドライバの問題もなく快適に動いています。 とはいえ、絶対はないので、転ばぬ先の杖は必要です。 今回は、Acronis?TrueImage 2016 と?Acronis?DiskDirector 12 の2製品を使ったドライブイメージバックアップを紹介します。 Acronis?TrueImage 2016 によるドライブイメージバックアップ Acronis?DiskDirector 12 によるドライブイメージバックアップ この様にドライブイメージをまるごとバックアップしておくと、アップグレード後に何が起こって...
ネットワーク

RJ-45コネクタ 単線用とより線用の違いは、芯線への圧接端子だった

5月23日訂正 単線とより線のコネクタが逆でした 現在の記事は訂正済みです 専門ではありませんが、LANケーブルを成端することがたまにあります。 その中で、ごくごくたまに単線とより線の違いを聞かれることがありますが、同業者との世間話で、 ”コネクタの違いはなんだ” と聞かれて、正確に答えることが出来ませんでした。 じゃ 分解してみますか。 今回実験台になっていただいたのは、いずれもサンワサプライ製 ・RJ-45コネクタ カテゴリ5e 自作用 単線用 ADT-RJ45-10LN(10個入) ・RJ-45コネクタ カテゴリ5e 自作用 より線用 ADT-RJ45-10N(10個入) 左が単線用コネクタ、右がより線用コネクタ。 ガワは全く同じのようです。 圧接端子をこじ開けて取り出してみました。 まずはより線用の端子を拡大撮影 より線用は先端が尖っていて、ケーブルの芯線に突き刺さる様になっています。 ものすごい成形技術です。 LANケーブルはAWGという規格で作られているので、細い1本1本は皮膜を含めた外径が約1mm、中心の銅線だけだと約0.5mmくらいの太さになっています。 その0.5mm...
ネットワーク

NETGEAR R6300 v2 をアクセスポイントモードに設定してみました

以前に ASUS RT-AC68U をアクセスポイントモードに設定するレポートをしましたが、運良くハードオフで NETGEAR R6300 に巡り逢いましたので、今回は NETGEAR R6300 をアクセスポイントに設定してみたいと思います。 出荷時の状態では本体のIPアドレス:192.168.1.1/24 で、DHCPサーバー有効になっています。 設定用パソコンのIPアドレスを自動取得にして、R6300 のLANポートと接続し、ブラウザからアクセスすれば NETGEAR genie に接続できます。 ログイン時のユーザー名は admin 、パスワードは password となっています。必ず変更しましょう。 基本機能のホーム画面 ワイヤレスの初期設定 接続デバイスの設定によって、身に覚えのない機器を発見することが出来ます 既にこの手のルータでは定番の機能になりました、USB機器を共有する機能です。 インターネット上に公開する必要が無くても、LAN内だけでUSBハードディスクをNASとして利用できるので、使うと便利です。 ゲストネットワークを設定することも出来ます。 ASUS RT-...
Windows10

Windows10に無償アップグレードしたら インストールメディアを作成して クリーンインストールしましょう

Windows10への無償アップグレードはお済みですか? お済みの方も、お済みでない方も、再インストール用にメディアを作成しておきましょう。 再インストールメディアがあると、アップグレード後にクリーンインストールすることが出来ます。 一度アップグレードが正常に完了すると、パソコンの構成が登録されて、再インストールの際にプロダクトキーが必要なくなります。 補足)アップグレードしなくてもクリーンインストールの際にWindows7以降のプロダクトキーを使用してインストールすることが可能となりました。 まずはアップグレードする前に下記リンクからメディア作成ツールをダウンロードします。 インストール用のUSBメモリを作成する手順を動画にして紹介します。 音声が入っていますので、音量に注意してください。 作成したUSBメモリはラベルを貼って失くさないように保管しておきましょう。 続いてクリーンインストールの手順を動画にして紹介します。 音声が入っていますので、音量に注意してください。 作成したUSBメモリからパソコンを起動します。 Windowsが起動してしまう場合は、起動オプションをUSBメモリ...
セキュリティ

FWX120 & RT-AC68U 設定してみた(その8:最終回)

LAN内のPCから、先ほど変更したIPアドレスに接続します。 今回の例では としました。 管理画面が[ブリッジ接続]になっているのを確認します。 詳細設定をいじります。 時刻の設定画面に進みます。 NTPサーバーに正しく接続できるか [実行]ボタンをクリックします。 時刻合わせが完了しました。 ポリシーフィルターの設定画面に進みます。 [IPv4ポリシーフィルターの設定・状態表示]を実行します。 [サービスグループ]の設定を実行します。 [Mail]の設定を変更します。 YAMAHA用語で言うところの「ポリシーフィルター」とは、”ステートフルインスペクション”のことです。 内側から開始された通信は安全とみなして開放してしまいます。 現在の主流では、ローカルネットワーク内から SMTP(=25番ポート)に直接接続することは行いません。 SUBMISSION(=587番ポート)を使用するのが主流ですので、25番ポートを許可したままだと、ウイルス等でPCを乗っ取られた際に、迷惑メールを配信するサーバーの拠点として利用されてしまうので、ここは遮断したほうが賢明です。 社内にメールサーバーが稼働...
セキュリティ

FWX120 & RT-AC68U 設定してみた(その7)

YAMAHA FWX120 を設定します。 LANには接続しないで、設定用PCとLAN1ポートのいずれかとLANケーブルで直結します。 FWX120 の初期設定ではDHCPが有効になっているので、パソコンのIP設定は自動取得にしておきます。 RT-AC68U と パソコンをLANケーブルで直結して電源を入れます。 ブラウザを起動して、アドレス欄に 又は と入力して移動すると下図の設定画面に接続します。 [詳細設定と情報]ボタンをクリックします。 [ユーザーとアクセス制限の設定]を実行します。 管理パスワードを変更します。 初期設定 doremi はあまりにも有名ですので、必ず変更しましょう。 [本体の設定]を実行します。 時刻設定を任意のNTPサーバーに変更します。 ここではRT-AC68Uの設定に合わせます。 [トップへ戻る]ボタンをクリックます。 今回は透過型ファイアウォールとして設置するので[ファイアウォールの設定]を実行します。 ルータとして設置する場合は[プロバイダ情報の設定]を実行します。 [ファイアウォールの設定 1/6:管理用IPアドレスの設定] IPアドレスを指定しま...
セキュリティ

FWX120 & RT-AC68U 設定してみた(その6)

新しい無線LANの環境が整ったので、既設ブロードバンドルーターの設定を変更して、不要な機能を停止します。 ルーターの設定画面にログインします。 コミュファのレンタルルータは Aterm ですが、WH832Aという型番は市販されていません。 コミュファ専用モデルでして、画像の右上に表示されているように、ユーザーの設定が完了した状態で納品されます。 次の画像のように、WANの接続先設定ではコミュファ以外に設定することはできなくなっています。 サポートの回答がブロードバンドルーターの交換はしないでくださいというのですから、このまま使うことにします。 無線LANの機能をOFFにします。 ついでにDHCPの機能をOFFにします。 DHCPは YAMAHA FWX120 に移行しますので、FWX120を設定する前にOFFにしておきます。 以上でブロードバンドルーターの設定は完了です。 最後にFWX120を透過型ファイアウォールとして設定します。 FWX120 & RT-AC68U 設定してみた(その7)へつづく