今回の構成変更では、3台の機器について設定することになります。
まず初めは ”RT-AC68U” ワイヤレスアクセスポイントから設定しましょう。
こちらのリンク先でダッシュボードの擬似操作が出来ます。
RT-AC68U と パソコンをLANケーブルで直結して電源を入れます。
初期設定ではDHCPが有効になっているので、パソコンのIP設定は自動取得にしておきます。
ブラウザを起動して、アドレス欄に http://192.168.1.1 又は http://router.asus.com と入力して移動すると下図の設定画面に接続します。
[GO]ボタンをクリックして進みます。
次の画面では、通常のルーターモードで使用する場合は[GO]ボタンでWAN側をウィザードに従って設定していきますが、
今回はアクセスポイントモードでの使用となりますので、[手動設定]ボタンをクリックして進みます。
パスワードを設定して、
[次へ]
ここでは[アクセスポイント(AP)モード]を選択するわけですが、参考までに別のモードを選択した場合の画面を紹介します。
[無線ルータモード(デフォルト)]
コミュファのルータが変更できれば、これ1台でファイアウォールもまかなえます。
ハッキリ言って 無駄に高機能です。
[リピータモード]
この設定では無線の中継アンテナとして振る舞います。
[Media Bridge]
この設定では無線LANコンバータとして振る舞います。
[アクセスポイント(AP)モード] 今回の本題に戻ります。
説明文を読んで愕然。。。
「このモードでは、ファイアウォール、IPの共有、NAT機能は無効になります。」
あぁぁぁ~ もったいない 機種選定を間違えました
高い製品だからアクセスポイントモードでも、無線接続の部分だけで色々といじれると思ったのですが、そうはいきませんでしたね。
もっと安い製品か、アクセスポイント専用機を選択するべきでした。
大変いい勉強になりました。
今回の機種選定にあたり比較検討したのは以下の製品でした。
- ASUS EA-AC87
- NETGEAR EX6200
- NETGEAR R6300
- NETGEAR Nighthawk X3 R7000
- ELECOM WAB-I1750-PS
- ELECOM WAB-S1167-PS
- YAMAHA WLX302
機会があったらそれぞれ試してみたいと思います。
では 気を取り直して [次へ]進みます。
IPアドレスは固定に設定します。それぞれの環境に合わせます。
オット!デフォルトゲートウェイの設定を間違えてますね
SSIDを設定する必要があります。初期設定のままでは無線接続がダダ漏れになってしまうので、デフォルトのSSID名”ASUS”を自分仕様に変更します。ネットワークキーも手動で設定する必要があります。設定値は任意です。
※多くの国内メーカー品だと、SSID名にはシリアルナンバーが、キーにはランダムな文字列が、初期設定されている箇所です。
[適用]ボタンをクリックするとルーターが再起動されます。
再びルーターの設定画面にアクセスしますが、DHCPを無効にして、IPアドレスを既存LANセグメントに変更してありますので、ここでコミュファのブロードバンドルータと有線接続します。RT-AC68Uでは、アクセスポイントモードに設定すると背面のポートがWAN/LAN関係なくなり、5ポートスイッチングハブとして機能するので、どのポートに挿しても接続できます。今回の場合は水色のWANポートを使用するとアップリンクとして判りやすいと思います。
その後、LAN内のパソコンから http://192.168.0.254 又は http://router.asus.com と入力して移動すると設定画面に接続します。