Phantom4の練習には、実機よりも RealFlight 7.5 を使った練習がほとんどの時間を占めるわけですが、これに付属しているコントローラ(プロボ)が、ラジコンの飛行機やヘリの仕様になっているため、違和感アリアリのままで練習していました。
具体的には、操作モード1の場合のスロットルスティックが、手を離してもセンターに戻りません。バネが入っていないので、スティックの角度を維持する構造になっています。
まぁ、使ってるうちに慣れるものですが、厳密にはシックリ来ません。
色々調べたいのですが、ラジコン知識がないので、キーワードすらわかりません。挙句の果てには4万円もする本物のプロポを買ってコントローラに繋ごうかとまで考えました。
しかし、諦めずに調べて見るものです。 たった1500円で改造パーツが売ってました。
Amazonに出店している”HOBBY.CO.JP GROUP ONLINE STORE”というストア(運営:株式会社 マルタ・ホビー様)から
「REAL FLIGHT USBコントローラー用フルスプリングパーツセット DRONE&RF 5~7.5対応」
というパーツが販売されています。
製品説明:
リアルフライトシリーズに付属しているUSBコントローラーをマルチコプターに適したフルスプリング仕様に変更する為のパーツセットです。
・リアルフライト DRONE対応
・リアルフライト 5~7.5対応
今回こちらを購入して INTERLINK ELITE コントローラをフルスプリング仕様に改造してみました。
Futabaの日本語マニュアルがある方は、029ページにヒントが載っています。
公式サイトのサポート情報は下記をご覧ください。
How to change the InterLink from Mode 1 to Mode 2.
https://www.realflight.com/support/kb/article.php?q=02-1016
改造前の仕様は右スティックがラジコンヘリ仕様になっています。
こちらの購入したパーツを追加します。
裏側の4つのネジを外します。
右スティック裏にパーツを追加します。
右スティック裏 拡大
作業しやすくするために、表から3つのネジを外します。(外さなくてもパーツの取付は可能です)
ケーブルが付いたままなので、引きちぎらないように注意しましょう。
ラチェット金具を外します。 外した金具は保管しておきましょう。
この支柱にパーツの支点をはめ込みます。
この突起にスプリングを引っ掛けます。 ピンセットか爪楊枝があると楽に出来ます。
こうなります。
写真が暗くてわかりにくいですが取り付け後です。
もとに戻して完成です。
左右のスティックが手を離すと中心に戻るようになりました。
このままだと、右スティックのセンターがずれていますので、コントローラのキャリブレーションをする必要があります。
これでPhantom4のコントローラと同じ操作感覚になりました。
さらにMODEを変更したい場合は、Futabaの日本語マニュアル031ページからの手順に従って設定してください。