前回のテストパネルとは異なるパネルをテストしてみたいと思います。
こちらもアマゾンで調達した suaoki 50W TPS-105(32)-50W-SF というパネルです。
このパネルは温度係数がわかりません。
パラメータは以下の通りで、温度係数はチェッカーの既定値です。
なんか変なカーブです。
ちなみに並列で100Wにするため、同じパネルを2枚購入しておりますが、2枚とも同じ特性を示していますので、個体差ではないと思われます。フレキシブルタイプなので、構造的な理由があるのかもしれません。
では、実測
放射照度 447 W/㎡
んん? STC OK
カーブは変形ですが、スペックは出ているみたいです。ムズカシイ・・・
放射照度 577 W/㎡
ここから先は、やはりといいますか STC NO OK です。
放射照度 611 W/㎡
放射照度 729 W/㎡
放射照度 826 W/㎡
放射照度 950 W/㎡
放射照度 1011 W/㎡
今回のパネルは初心者にはハードルが高すぎたようです。カーブの形状を見ても、さっぱり・・・
せっかく2枚あるので、直列、並列、それぞれの計測もしてみました。
直列接続の場合
並列接続の場合
並列の場合は写真のようなケーブルを使います。
なんでこんなもの2枚も買ったのかと言いますと、本来の目的は suaoki のポータブル電源を充電するために調達しました。
直列だと電圧が高すぎて充電が開始されないので、並列で使用する必要があります。
2枚あると実用的数値が出ますが、1枚だと使い物になりません。
ついでにパネル温度を計測してみました。かなりムラがあります。
(おまけ)空を覗いてみると、
雲が熱を吸収しているのがわかります。
空の部分は-21.6℃となっていますが、実際には-50℃程度で、FLIR ONEの測定限界より遥かに寒いんです。
赤外線サーモグラフィーでは絶対に太陽を見ては行けないそうです。センサーが一瞬で焼けるそうです。注意しましょう。
今回の結果はテストにはなりませんでしたが、こんなパネルもあるんだなぁ と思えればOKでしょう。