初回のテストでパラメータを間違えてしまい失敗してしまいました。
今回は訂正のためのテストです。
天気は快晴!
温度センサーは端っこではなく、できるだけ真ん中寄りにつけました。 これが正しいのかはわかりませんが、実際の設置状況では場所を選べませんので、場所によって結果が左右されるのであれば、使えないということになってしまいます。
では、実測(やり直し)
この日は天気が良すぎたため、パネルの角度を変えて、無理矢理照度を落としました。そのため、正しい計測値では無いかもしれません。
放射照度 228 W/㎡
やはりムリがあるみたいです。
放射照度 318 W/㎡
放射照度 427 W/㎡
STC OK が出ました
放射照度 513 W/㎡
放射照度 627 W/㎡
また STC OK が出ました
放射照度 716 W/㎡
放射照度 950 W/㎡
放射照度 1022 W/㎡
放射照度 1098 W/㎡
放射照度 1124 W/㎡
結果、非常に良い天候(条件)だったにも関わらず、ほとんど STC OK にはなりませんでした。
当たり前と言えば当たり前ですが、厳格に温度係数を設定しないと正しい換算は出来ないということですね。
今後はSTC換算には頼らないでパネルの状態を判断できるようにする必要があるとわかりました。それだけでも収穫です。
パネルの温度を計測してみました。
ちなみに、昼過ぎには70℃を超えました。
ホットスポットが発生すると、ホットスポットの部分は100℃を超えるそうです。
テストの途中で、パネルに影がかかってしまい、変なグラフになりました。
右上に木陰がかかっています。こんな少しでも影響は大きいです。
最後にテストピンの当て方で並列抵抗に影響が出るか。写真のようにピンを接近して計測してみました。怖くてこれ以上は接触出来ませんでした。
その時のグラフがこちら。
あぁ、、、言われてみれば水平部分の傾きが
スケールを合わせた正常時のグラフがこちら。
やはり影響有りか?
以上から、正常時と比較しないとよくわからないということが、よくわかりました。
太陽光パネルの健康度チェックというものは、
・健康な状態(新設時)を記録しておいて、それと比較して今はどうか
・今の状態を記録しておいて、それと比較して今後どうなるか
という点検になるわけですね。