使ってみた

テスター・チェッカー

Bit Trade One USB CABLE CHECKER2 を使って USB Type-C ケーブルをチェックしてみました

いったいぜんたいどうなってるんでしょうか!?USBの規格というやつは! どうしてそうなった??? 仕様については調べればわかるので、納得はできませんが、理解はできます。 しかーし!現物のケーブルは外観からは見分けがつきませんっ!! なんじゃこりゃ。。。 そんな状況下、出るべくして出てくれた救世主を購入したので紹介いたします。 その救世主は、Bit Trade One さんから販売されている「USB CABLE CHECKER2」という製品です。 この「USB CABLE CHECKER2」を使うと、 USB3.1Gen1とGen2を見分けてドヤ顔できるそうです。 はっきり言って詳しい使い方はよくわかりません。Bit Trade One さんの製品ページに取扱説明書のリンクがありますので、購入を検討されている方はそちらを御覧ください。GitHubに公開されています。 個人的にはType-AとmicroBのチェックはどうでもいいので、Type-C to Type-C ケーブルの素性を知りたいので購入してみました。 縦54mm 横87mm 厚さ14mm(ネジとゴム足を入れると18mmくらい)...
DJI Phantom 4

PGYTECH Phantom4 シリーズ用 投下システム で物件投下訓練してみました

PGYTECH Phantom4 シリーズ用 投下システムをテストしました。 取扱説明書には、250g以上は搭載しないように記載されています。 推奨は200g未満です。 かなり軽い物しか運べないので、以外と役に立たなそうです。 中身の入ったペットボトルを搭載するのは危険です。 350mlのペットボトルから中身を減らして搭載してみました。 プロペラの吹き下ろしで、投下物がかなり揺れます。 ペットボトルなら、もう少し長く吊り下げた方が安定したかもしれません。 がっちり固定すれば揺れませんが、投下できなくなってしまうので、設定が悩ましいです。 それっぽくライフジャケットを搭載してみました。 軽い物は風にあおられて舞い上がってしまうため、搭載方法に工夫が必要かと思います。 ライフジャケットはプロペラの吹き下ろしや風でくるくる回転するので、取付ベルトは回転できる物にします。さらに回転をよくするために潤滑油を吹き付けておきました。 物件投下の許可は、夜間飛行より面倒でした。
DJI MAVIC 2 Enterprise DUAL

DJI MAVIC 2 Enterprise DUAL で太陽光パネルを点検してみました

これまでは、Phantom4に無理矢理スマホを固定して、FLIR ONEで恐る恐る撮影していましたが、もうそんな面倒なことは不要になりました。 MAVIC 2 Enterprise DUAL の赤外線サーモグラフィーカメラはFLIR ONEと同じ解像度なので、かなり期待していましたが、致命的な欠点が判明しました。 Mavic2 Enterprise DUALのサーモ画像は、動画も静止画も温度情報を記録していません。仕様ではただのMP4とJPEGとなっています。 FLIR Tools に取り込んでも解析できません。 結構な本体価格だったのに、、、それはないですよね。。。。。 動画ではこんな感じです。 まぁ だいたい怪しいセルは当たりが付きますので、空からザックリと何枚目のパネルかチェックしておいて、陸からジックリとFLIR ONE か C3 で悪いセルを撮影して解析するという手順になります。 Zenmuse XT や Zenmuse XT2 なんかとても買えませんので、それを考えたら画期的です。
DJI MAVIC 2 Enterprise DUAL

DJI MAVIC 2 Enterprise DUAL で夜間飛行訓練してみました

DJI MAVIC 2 Enterprise DUAL はヤバイ!!!!! いつものようにドローンラボ近江さんで色々と練習させていただいておりますが、今回は夜間飛行訓練です。 許可は意外と簡単におりました。 日没は17時15分くらいだったと思います。 18時を過ぎると辺りは真っ暗で、夜間飛行訓練には絶好のロケーションです。 MAVIC 2 Enterprise DUAL には標準で、ビーコン、スポットライト、スピーカーが付属しています。機体の上部にUSBコネクタがあり、ネジ止めで簡単に脱着ができます。 夜間の飛行をなめてましたが、本当に怖いです! 周りの地形も見えませんし、機体の識別も思ったより困難です。 本体底面にナイトライトというLEDが内蔵されており、飛行中はこれがフラッシュして位置を知らせてくれますが、ナイトライトを切ると、プロペラ下のLEDだけではかなり不安になります。 自信を持って夜間飛行できるようになるまでには、相当な訓練が必要だと痛感しました。 それほど難しい夜間飛行でも、安全に出来てしまう MAVIC 2 は、とんでもなくヤバイ奴です! バッテリー1本分は、ビーコンを...
DJI SPARK

DJI SPARK は、とんでもなく愉快なヤツでした!!

Phantom4ですと、いざ飛ばそうと思っても、かなり込み入った場所が多くて、いつも躊躇してしまいます。架空線の点検などでは、もっとちっちゃいポケットドローンでもあったらと、いつも思っていました。 この度念願のちっちゃいドローン「DJI SPARK」を導入できましたので、 いつも練習でお世話になっています、ドローンラボ近江さんで、SPARKのシェイクダウンを行いました。 最初は完全になめてましたが、カメラ性能も飛行性能も、普通の空撮だけならPhantom4要らないかもと思えてしまうくらいスゴかったです! こちらが静止画のサンプルです。 SPARK 静止画 そして、一番興奮させられたのが、スポーツモードです。 機体を撮影した物がないので伝わりにくいと思いますが、スポーツモードで撮影したSPARK 内の動画がこちらです。 SPARKスポーツモード動画 これがめちゃくちゃ楽しくて、思わず”ドローンレースしてみたい?”と悪魔のささやきに耳を傾けてしまいました。SPARKカップとかあったら心が躍ってしまいそうです。 まぁ本来の点検等でも、驚異の安定感で狭い場所でも簡単に飛ばせそうですし、今まで興...
レンタルサーバー

ムームードメイン + ロリポップ!レンタルサーバー で WordPress を立ち上げるまでの手順(その3)

最終回は、WordPressの初期セットアップについて説明いたします。 ムームードメインで独自ドメインを取得ムームーID新規登録ドメインの種類と価格の確認独自ドメイン取得ロリポップ!レンタルサーバーに同時申し込みムームーDNSのセットアップドメイン情報認証ロリポップ!レンタルサーバーのセットアップ申し込み完了メール確認専用ページへログインメールアドレス作成メール設定確認無料独自SSL設定契約プラン変更支払い情報登録クレジットカード登録自動更新設定WordPressインストールWordPressセットアップ  (←今回はココから) サイト接続確認管理者ページ接続確認ログインSSL設定SSL接続確認  (←ココまで) 3.WordPressセットアップ 3-1.サイト接続確認 前の手順で控えておいた、「サイトURL」と「管理者ページURL」に接続できるか確認します。ブラウザのアドレス欄に「サイトURL」を入力するか、コピーアンドペーストして移動します。初期設定ページの「Hello world!」が表示されたら正常です。 SSL設定をしていないので、「保護されていない通信」等の表示がされます...
レンタルサーバー

ムームードメイン + ロリポップ!レンタルサーバー で WordPress を立ち上げるまでの手順(その2)

前回に続きまして、ロリポップ!レンタルサーバーのセットアップについて説明いたします。 ムームードメインで独自ドメインを取得ムームーID新規登録ドメインの種類と価格の確認独自ドメイン取得ロリポップ!レンタルサーバーに同時申し込みムームーDNSのセットアップドメイン情報認証ロリポップ!レンタルサーバーのセットアップ  (←今回はココから) 申し込み完了メール確認専用ページへログインメールアドレス作成メール設定確認無料独自SSL設定契約プラン変更支払い情報登録クレジットカード登録自動更新設定WordPressインストール  (←ココまで) WordPressセットアップ サイト接続確認管理者ページ接続確認ログインSSL設定SSL接続確認 2.ロリポップ!レンタルサーバーのセットアップ 2-A.申し込み完了メール確認 ロリポップから届いたメールの内容を確認します。 【独自ドメイン】と【パスワード】を忘れないように控えておいてください。またはこのメールにタグやマークをつけておいて、すぐに検索出来るようにしておいてください。 2-B.専用ページへログイン メールに記載されている専用ページに接続しま...
レンタルサーバー

ムームードメイン + ロリポップ!レンタルサーバー で WordPress を立ち上げるまでの手順(その1)

立て続けにWordPressサイトの立ち上げについて勉強会を依頼されました。せっかく説明資料を作成したので、3回に分けてブログで公開します。 今回の内容については、対象者が限定的ですので、鵜呑みにして同じ操作をしないように、あくまでも参考程度にしてください。 想定したケースとしては以下のように考えました。 レンタルサーバー等の操作経験は無い今後WordPressも含めて”自力”で運用していこうと考えているスタートアップのため、できるだけ低価格で簡単なものにしたい ここでのポイントは”自力で”という部分です。外注する場合は様々なケースが考えられますし、外注業者に丸投げすれば解決しますが、業者の見積金額に納得できない方も多いと思います。そこで ”自分でやっちまえ!” と奮起してみたら、”意外と出来ちゃったかも” となってもえるような情報として公開することにしました。 レンタルサーバーは、数あるサービスの中でも、初心者に優しいと評判の「ロリポップ!レンタルサーバー」を題材にさせていただきました。ドメインレジストラに「ムームードメイン」を併用することで、将来サーバーの引っ越しを考えたときに、身...
NAS

SynologyのNAS DiskStation DS218play をセットアップしてみました

以前QNAPのNASについて紹介させていただきましたが、ようやくSynologyの製品を使う機会に恵まれましたので、Valueシリーズの 「DiskStation DS218play」について、初期セットアップまでの操作手順について紹介させていただきます。 Synologyは初心者向きだとか、わかりやいとか言った評判をよく目にしますが、噂に違わず日本語のマニュアルが整備されています。ただし、製品には付属していないので、自力でメーカーのダウンロードセンターから入手する必要があります。初期設定の前に必ず一読しておくことを強くオススメします。 まずはハードウェアについてですが、QNAPの場合先に電源を入れてから設定画面の指示に従ってハードディスクをインストールしましたが、今回テストするSynology のDiskStation DS218Playはホットスワップ未対応ですので、電源を入れる前にハードディスクをインストールする必要があります。 初期設定はブラウザから行いますので、DS218Playを設定用のパソコンと同一LANに接続します。ルーターがDHCPサーバーでしたら、DS218Play...
Windows10

格安Windowsノートパソコン「KEIAN WiZ(KI14HD-NB)」が絶妙!

格安Windowsノートパソコン「KEIAN WiZ(KI14HD-NB)」 絶妙な格安Windowsノートパソコンに出会いましたので、軽くレビューさせていただきます。 残念ながら早々に生産終了となってしましましたが、在庫で売れ残っているところがあると思いますので、見つけたら検討してみてはいかがでしょうか?ただし一般の皆様はたぶん買わない方が良いと強く思います。なぜかこの業界は良い製品は寿命が短いという不可思議な現象がまかり通っています。生産の効率化というのは誠に消費者には不幸なことです。 格安ノートパソコンをAmazonで探してみると、「Jumper」「SmartBook」「ALLDOCUBE」とか、出所不明の怪しい製品とかいろいろと出品されていますが、何を思ったか「KEIAN WiZ(KI14HD-NB)」を衝動買いしてしまいました。 結論から言うと、(少なくともノートパソコンの場合)同じ値段を出すなら、最新の低価格モデルより中古のハイスペックを買った方が”圧倒的に良い”ということが改めて検証された結果となりました。 まずは「KEIAN WiZ(KI14HD-NB)」について KE...
DJI Phantom 4

Phantom4にスマホを無理やりマウントしてみたら色々と使えそうです(その3:スペアナ)

今回はスマホではありませんが、計測器を無理やり載せてみました。 Phantom4のランディングギアにアルミ製のカゴを固定します。 ステンレスの自在金物やアクリル板なども試しましたが、試行錯誤の結果、アルミ製のメッシュと板で作成したカゴに落ち着きました。 計測器の表示を撮影するために、カメラにルーペを取り付けました。 空積載で飛ばすとこんな感じです。 カゴだけだと約70gで、スマホを載せたときよりも、遥かに安定しています。 今回搭載するのは、依頼者様のご要望により、「Aaronia AG SPECTRAN HF-60100 V4」という、ハンディタイプのスペクトラムアナライザです。 価格はなんとPhantom4の2倍以上もします。 カゴも含めた総重量は、約550gとなりました。 かなりの重量オーバーだと思いますが、Phantom4は頑張ってくれました。 バッテリー警告が出るまで、だいたい10分程度でしたので、結構無理しているようです。 正直ヒヤヒヤです。 スペアナの画面を撮影するとこのようになります。 実験の当初は、550gを積載すると、カゴのバランスが悪くて、激しくハンチングしてしまい...
DJI Phantom 4

Phantom4にスマホを無理やりマウントしてみたら色々と使えそうです(その2:FLIR ONE IR調査)

前回は、Phantom4にスマホを無理やりマウントして、スマホのカメラアプリを利用した空撮に挑戦してみました。 今回は、そのスマホにFLIR ONEを装着して、太陽光パネルのホットスポットが判別できるか試してみました。 最近はドローンを活用した太陽光パネルのIR検査が流行の兆しを見せているようですが、実際に依頼すると軽く20万円は必要になります。 改正FIT法によってメンテナンスが強要されることになりましたが、予算の取れるメガソーラー発電所ならまだしも、50kW未満の発電所で点検に何十万円も払っていたら何やってるか意味不明になってしまいます。 太陽光パネルのIR検査を始めるために、通常考えられる必要機材をあげてみます。 機材は上を見たらキリがないので、最低限の構成を考えると、以下の構成に落ち着くのではないでしょうか? 機体:DJI Inspire 2 Standard Combo ¥543,300 追加送信機:スレーブ送信機 ¥65,200 赤外線サーモグラフィカメラ:Zenmuse XT 約150万(高性能な赤外線カメラは輸出規制対象品で価格は時価みたいなものです) モニタ:iPad...
NAS

QNAPのNASをクラウドストレージと連携させてみました

QNAPのNASに保存したデータをクラウドストレージと連携して、同期やバックアップが出来るアプリがあります。 3種類あってわかりにくいのですが、違いを簡単に説明すると、 1. Connect to Cloud Drive ※現在は HybridMount に移行しました。 使いどころが難しく、あまり役に立たない 連携できるサービス:OneDrive/OneDrive for Business/Google Drive/Dropbox/Amazon Drive/Yandex Disk/Box/HiDrive/ShareFile その他のプロトコル:CIFS/SMB/FTP/WebDAV 2. Cloud Drive Sync 古いアプリで連携できるクラウドストレージが少ないが、同期に特化していてわかりやすい 連携できるサービス:OneDrive/OneDrive for Business/Google Drive/Dropbox/hubiC 3. Hybrid Backup Sync バックアップ・同期をするためのメインアプリだが、バックアップと同期の違いを理解していないとわかりにくい ...
使ってみた

かなり使えない乾電池スペーサー

非常時の応急処置として、単三電池を単二形や単一形にサイズ変更して使用できる「乾電池スペーサー」という便利グッズがあります。 ところが、この便利グッズが以外と使えないので、何がどうなっているのかお伝えしたいと思います。 まずは乾電池の規格について ”乾電池使用機器の電池室・端子 安全設計ガイドブック” というキーワードでググってください。 ガイドブックについて、直接PDFファイルのリンクからダウンロードするか、一般社団法人 電池工業会のホームページからダウンロードすることが出来ます。 一通り目を通していただくと、とても興味深い内容で、たかが乾電池と侮るなかれ、緻密な設計のもとに製造されていることが理解出ると思います。 最近言われることが無くなってきましたが、外国製の乾電池はよろしくないと言われた所以は、品質の悪さ以外にも、規格に準じて製造されていないことが多々あり、トラブルが多発していたためです。 ガイドブックの26ページに 5.付録 5.1 乾電池の形状と外形寸法 という資料があります。 付表1 円筒形乾電池の詳細寸法 を比較してみると、それぞれ厳密な寸法が異なることがわかります。 乾...
DJI Phantom 4

Phantom4にスマホを無理やりマウントしてみたら色々と使えそうです(その1:電子小黒板入り工事写真)

スマホのカメラアプリに使い慣れると、Phantom4の空撮でも”あんなことやこんなことが出来るといいのにな”と考えることが増えてきます。 Phantom4のカメラは確かに優秀なのですが、機能はDJI GO 4アプリに依存してしまうので、融通が効かないことがあります。 であれば、Phantom4にスマホを載せてしまえば良いではないか! というしょうもない発想から始まった試行錯誤をお伝えしたいと思います。 そもそも、ドローンにスマホを載せるということについては、不用意に実行するとマズイので注意する必要があります。 スマホは無線機器に該当し、無線機器を上空で使用するという部分が非常に重要なところなので、業務目的の場合は見落とさないように注意してください。 DJIのドローンはどれも、機体操作と映像伝送に2.4GHz帯の無線を使用しています。 海外の製品では、別の周波数を使用しているものもあり、日本国内で飛行すると電波法違反になるものがほとんどです。 さらに、「地上と上空では電波のルールが異なるらしい」ということをなんとなく踏まえてください。 実は私もよくわかりません。 「ドローン等に用いられる...