DJI製品にはオフラインマップ機能というのがあるらしい

DJIのオフラインマップ機能について、なんとなくわかったことがありますのでお知らせいたします。

DJI GO 4でも同じですが、インターネット接続が無い環境でアプリを起動すると下の画像のように地図が表示されません。

しかし、一度Wi-Fiルータなどで地図を表示すると、地図データがキャッシュされて、その後はWi-Fiルータを切っても地図は表示されたままになります。しかし電源を入れ直すと綺麗サッパリ飛んでしまいます。

どうやらこれは、Google Mapのオフラインマップ機能を使用しているみたいです。

DJIのFAQでは、以下のような回答があります。

Q: Ground Station ソフトウェア使用中は、インターネットにアクセスする必要がありますか?

A: いいえ。インターネット接続がない場合、自動的にオフラインモードに切り替わります。まずインターネットでフライトエリアのマップを読み込む必要があります。マップ詳細はお使いの PC へ自動的に保存され、屋外でインターネット接続がない場合にオフラインで使用することができます。

ところが日本国内では地図データのダウンロードが出来ないようです。
ダウンロードできないのはGoogle Mapも同様で、海外では地図データをダウンロードして世界中持ち歩くことが出来るらしいのですが、日本は地図の著作権がどうのこうのということで、タダでダウンロードできないみたいです。

一度Google Mapを起動(表示)してみてください。
地図の右下に縮尺バーと小さな文字があります。
よく見ると”ZENRIN”とありますね。あ~ なるほど なるほど
相当面倒なことをやっているのでしょうね。

こんな事情なので、日本国内でPhantomを飛ばすためには、インターネット接続が必須になってしまいます。