ポラリスエクスポートの産業用ドローン測量点検実演会に参加

ポラリスエクスポートさんが開催した、産業用ドローン測量点検実演会に参加してきました。

 

DJI M300 RTK に、Zenmuse P1 を搭載しての写真測量と、Zenmuse L1 を搭載してのLiDAR測量の実演を見せてくれました。

撮影データの処理ソフトは DJI Terra が必須で、カメラのmicroSDカードに保存されたデータは DJI Terra に読み込んでから、オルソデータや点群データとして書き出すことで、3DCAD等で利用できるようになります。

Zenmuse P1

Zenmuse P1 は、見た目は高そうなジンバルカメラですが中身は化け物で、レンズ交換式の4500万画素フルサイズセンサーのメカニカルシャッターカメラです。

交換レンズは専用モデルで、24mm、35mm、50mm の3種類。
デモで使用したのは35mm。
カメラ単体のお値段は100万円超!
機体等のフルセットは400万円でおつりが来ます!!


35mmで高度80mから撮影すると1ピクセルが何cmとか言っていました。
圧倒されて覚えてません。

スペックだけ見れば上には上がありますが、このパッケージの強みは、GPSアンテナとカメラセンサーの位置を補正して、RTK情報が含まれた撮影データを取得することが出来るため、DJI Terra に読み込むと高速でデータ生成できるということです。
そのため、データを持ち帰って解析するのでは無く、現場でかなりの解析作業が完結してしまうそうです。
さらに現場到着から飛行準備までが非常に短時間で行えるため、全行程の時間短縮が劇的だそうです。

キャリブレーションも一苦労

Zenmuse L1

Zenmuse L1 は、Livox製LiDARモジュール(実効点率:240,000点/秒)、20MP/1インチCMOSセンサー/メカニカルシャッターカメラ、ビジョンセンサーが内蔵されています。

カメラ単体のお値段は170万円超!
機体等のフルセットは500万円でおつりが来ます!!

こちらのスペックも最高級ではありませんが、点群ライブビューといって、点群データを現場で確認することが出来るスピード感が特徴かと思います。

DJI Terra

撮影データはカメラの microSDカード に保存されていますので、着陸したら microSDカード を抜いてパソコンに読み込ませます。

Terra についてはよくわからない謎のソフトでした。
エディションや価格等は問い合わせる必要があります。