楽天モバイル「無料サポータープログラム」2次募集が開始されました。
1次募集では楽天モバイルのユーザーなのに落選しました。(結構根に持ってます)
案内メールが来まして、「前回当選枠から外れたお客様は、優先的にご契約いただけます」とのことで、抽選も無くすぐにSIMカードが届けられました。
何でしょうかこの状況は、テストが上手くいっているのか、いないのか? 良い方向に進んでいるとは思えないのが心配です。 そもそも実証実験を抽選で集めるとか、そんなマーケティングありますかね。
私は楽天のファンでもアンチでもありません。
新しいサービスには目がないオタクなだけで、既存の3大キャリアを破壊してくれる可能性があるなら大いに応援したい立場です。
1次募集で落選した恨みが残っていますので、端末は買ってやりません。
対象端末を買って18000ポイントもらった方がダメージを与えられたのかもしれませんが、欲しい機種がなかったので、SIMカードのみ申し込みました。
楽天モバイル(ドコモ回線/au回線)の契約者なら無料でMNP出来るようですが、通話プランを契約していないので、新規で申し込みました。 通話プランを契約していたとしてもリスクしかないのでMNPは止めた方が良いと思います。
「無料サポータープログラム」 の具体的な内容ですが、
1. 国内・国際通話無制限(一部の国と地域)
2. 国内・海外データ通信無制限(100GB+追加チャージ無料)(一部の国と地域)
となっています。
通話については急に知らない番号からかけられても迷惑だと思うので、通常の通話には使用せず、メーカーサポート等への連絡で使ってみようと思います。
データ通信については、基本は100GBみたいで、使い切ると追加チャージという手続きが必要になりますが、その費用も無料になるみたいです。
100GB使い切るって想像できませんが、テザリングで使ってみたいと思います。
無料サポータープログラムの対象期間は、開通後~2020年3月31日(火)23:59までですので、ほぼ2ヶ月間使用できますが、毎月の楽天スーパーポイントプレゼントは2回分で合計2000ポイントしかもらえません。サークルKが無くなってからは楽天スーパーポイントの使い道がないので、全く嬉しくないんですが。。。 もらえる条件も面倒くさいので無視しようかな。
参加条件が曖昧ですよね。
・品質テスト、アンケート(複数回)にご協力いただくこと
・本プログラム対象の楽天回線対応製品をご利用いただくこと
・楽天Linkをご利用いただくこと
品質テストって何するんでしょうか?
Androidのアプリ「speedtest」を使って速度計測してみます。
まずは、
・端末 HUAWEI P30 lite
・回線 楽天モバイル データSIM SMSあり ドコモ回線
サーバーは、一番近かった gatolabo と ちょっとは有利になるかもと Rakuten Mobile の2箇所を選択しました。 今後は Rakuten Mobile のみで検証していこうと思います。
計測場所は名古屋市名東区です。 名古屋エリアは中途半端に広いのでエリア内外いろんな場所で検証していこうと思います。
楽天モバイル(P30 lite)
データSIM SMSあり ドコモ回線
2020/2/1 14:50
サーバー gatolabo
ダウンロード 2.30Mbps
アップロード 7.79Mbps
楽天モバイル(P30 lite)
データSIM SMSあり ドコモ回線
2020/2/1 14:54
サーバー Rakuten Mobile
ダウンロード 2.58Mbps
アップロード 7.31Mbps
まあまあ普通に遅いですね。 The格安SIM という感じです。
参考値として、
・端末 MOTOROLA moto Z2 Play
・回線 楽天モバイル データSIM SMSなし ドコモ回線
でも計測してみました。
楽天モバイル(moto Z2 Play)
データSIM SMSなし ドコモ回線
2020/2/1 15:04
サーバー gatolabo
ダウンロード 2.37Mbps
アップロード 10.8Mbps
楽天モバイル (moto Z2 Play)
データSIM SMSなし ドコモ回線
2020/2/1 15:12
サーバー Rakuten Mobile
ダウンロード 2.28Mbps
アップロード 19.9Mbps
同じ回線でSMSあり と SMSなし とで、速度に違いはないと考えて良さそうです。
もう一つ参考値として、
・端末 iPad mini 4
・回線 DMMモバイル データSIM SMSなし ドコモ回線
でも計測してみました。
DMMモバイル(iPad mini4)
データSIM SMSなし ドコモ回線
2020/2/1 14:37
サーバー gatolabo
ダウンロード 2.39Mbps
アップロード 7.24Mbps
DMMモバイル(iPad mini4)
データSIM SMSなし ドコモ回線
2020/2/1 14:38
サーバー Rakuten Mobile
ダウンロード 2.79Mbps
アップロード 7.90Mbps
こちらも格安SIMそのものという結果が出ました。
楽天モバイル「無料サポータープログラム」のSIM を HUAWEI P30 lite に差し替えて計測してみました。 my楽天モバイルというアプリの速度テストもしてみました。
無料サポータープログラム (P30 lite)
2020/2/1 15:46
サーバー gatolabo
ダウンロード 25.4Mbps
アップロード 10.4Mbps
無料サポータープログラム (P30 lite)
2020/2/1 15:48
サーバー Rakuten Mobile
ダウンロード 33.2Mbps
アップロード 10.8Mbps
無料サポータープログラム (P30 lite)
2020/2/1 16:02
アプリ my楽天モバイル
ダウンロード 15.4Mbps
アップロード 7.0Mbps
う~~~~~ん。。。
どうなんでしょう?
実用上は問題なさそうですが、首都圏では戦えないんじゃないでしょうか。
Y!mobileの足下にも及ばない感じです。
Y!mobileの半額くらいにして価格勝負に出れば勝算はありそうですが。
速度計測で出た数値の絶対値というのは、意味を見いだすものではありません。
相対的に比較する尺度として利用しましょう。
ベンチマークとして、
・端末 Google Pixel 3a
・回線 ソフトバンク ウルトラギガモンスター+
でも計測してみました。
ソフトバンク(Pixel 3a)
2020/2/1 16:33
サーバー gatolabo
ダウンロード 53.0Mbps
アップロード 31.4Mbps
ソフトバンク(Pixel 3a)
2020/2/1 16:39
サーバー Rakuten Mobile
ダウンロード 82.0Mbps
アップロード 31.2Mbps
3大キャリアとの差は歴然としています。
性能比から価格を算定すると、通話定額オプション別で4000円/月なら同等な感覚ですので、個人的には2980円/月を下回らないことには検討対象になりませんね。
通話無制限+100GBで1480円/月なら衝撃を受けるかもしれません。
だって、3大キャリアを破壊するということは、電話会社から通話を奪うということですから。
NTTには申し訳ありませんが、今や電話網は必要なく、むしろ電話網が負の遺産になっているために、各種通信サービスが値下げできないのですから。
なんとか軌道に乗せてもらって、LPWAの通信網にも手を出していただきたいものです。
夕方の混み出す時間と、翌日の朝にも計測してみました。
無料サポータープログラム(P30 lite)
2020/2/1 17:22
サーバー gatolab
ダウンロード 17.7Mbps
アップロード 10.9Mbps
無料サポータープログラム(P30 lite)
2020/2/2 8:27
サーバー Rakuten Mobile
ダウンロード 29.8Mbps
アップロード 10.2Mbps
もっと頑張りましょう。
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