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EaseUS Data Recovery Wizard 15.2 では、NAS復元(業界初)が出来るようになりました!

タイトルの通り、EaseUS Data Recovery Wizard 15.2 では、「NAS復元(業界初)」が出来るようになったとのことで、どんな機能か検証してみました。 検証に使用するエディションは、業務に使用している Technician エディションで紹介しますが、手順は全てのエディションで同じです。 Proエディション以上であれば制限無く「NAS復元」機能を使用出来ます。 Freeエディションでも、最大2GBまでデータを復元・修復可能ですので、動画データでなければ使えるかと思います。 NAS復元とは NASに保存しているデータを削除して困ったことはありませんか? ネットワーク経由で削除すると、ごみ箱に入らずに直削除されてしまいます。 NASの設定で共有フォルダに「ネットワークごみ箱」機能を有効にしておけば元に戻すことは可能ですが、ごみ箱の容量は無制限ではありません。 NASがRAID1で構成されていれば、ドライブを取り出して、USB変換してパソコンに接続すれば、復元ソフトでサルベージするこが出来ます。 しかし、RAID0、RAID5、RAID6 といった複雑なRAIDの場合...
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ASUSTOR Surveillance Center をインストールして NIMBUSTOR 2(AS5202T) を NVR にしてみました

ASUSTOR の NAS にも、ネットワークビデオレコーダーのアプリがありましたので、どんなものか試してみました。 結果は中途半端で、NVRのために ASUSTOR を選ぶ理由はないと思われます。 対応カメラが少ないため、ほとんど ONVIF で接続することになると思われます。 やはり第一候補は QNAP QVR Pro で、よりシンプル操作を望むのであれば Synology Surveillance Station になるでしょう。   対応カメラ数 ASUSTOR Surveillance Center : 約900ASUSTOR 互換性 - IPカメラ QNAP QVR Pro : 多過ぎてわからないQVR Proカメラ互換性リスト Synology Surveillance Station : 約8300Synology IP カメラ対応表   Surveillance Centerのインストール App Central を起動します。   「上位アプリ」カテゴリー → Surveillance Center   「最新アプリ」カテゴリー → Surveillance Cen...
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ASUSTOR NIMBUSTOR 2 (AS5202T)を使ってみました

NETGEAR の RaeadyNAS が終息してしまいました。 純粋なファイルサーバーとして使用するには、極めて優れた製品だったので、非常に残念です。 そうなると QNAP と Synology の二択になってしまい、なんとも面白くない状況です。 (私の強い偏見で、国内メーカーのNASは論外なので、、、) RaeadyNAS の代替として「ASUSTOR」と「TerraMaster」が考えられます。 今回は「ASUSTOR NIMBUSTOR 2 (AS5202T)」を使ってみましたが、ファイサーバー用途では RaeadyNAS に負けない優れた製品でしたのでオススメできます。 TerraMaster はガワのデザインが好きなのですが、NASについてはお腹いっぱいなので、いつか機会があればイジってみたいと思います。 NIMBUSTOR は、とにかく起動とシャットダウンが速いです。通常利用には関係ないですが、管理者にとっては涙ものです。(QNAPの遅いこと遅いこと) LANポートが標準で2.5GbE対応です。記事の最後に速度比較があります。 HDMI 出力がありますが、セットアップ時に...
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NETGEARのReadyNASをシングルドライブで初期セットアップしたので、ひとまず同じ容量の2台目ハードディスクを追加してRAID構成にした後に、2台とも大容量のハードディスクに交換してみました

シングルドライブに同じ容量のHDDを挿入 ReadyNAS の恐ろしい所は、HDDの交換等の際に、一切の設定も操作も必要ないという所です。まずはシングルドライブの状態です。 電源を入れたまま、スロット2にハードディスクを挿入。自動で認識して、勝手に再構築が始まります。 インフォメーションを見ると、「状態が変わったよ」「再構築が始まったよ」と知らせています。 あとは、ただひたすら放置するだけです。もちろん再構築中も共有フォルダにアクセスできるので、完了を待つ必要すらありません。再構築中は Act と 2 のインジケータが激しく点滅するので、点滅が落ち着いたら完了です。 スロット1を6TBのHDDに交換 ハードディスクの交換は力ずくです。電源が入ったまま、ガコッと抜いて、グゴッと差すだけです。正常な状態から、 スロット1をガコッと抜きます。 トレイのハードディスクを交換して、グゴッと差します。 自動で勝手に再構築が始まります。 あとは放置です。この間も共有フォルダにアクセスすることは出来ます。何事もなかったかの様に完了します。 スロット2を6TBのHDDに交換 同様にスロット2のハードディ...
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NETGEARのReadyNASを使ってみました

これまで、QNAP と Synology のNASについて検証し、現在進行形で利用し続けていますが、新たに NETGEAR に手を伸ばしてみましたので、ご紹介いたします。NETGEARのNASは「ReadyNAS」というシリーズで展開されています。残念ながらデスクトップ型の製品が次々と販売終了されていて、新製品の動きもありません。今後は企業向けのラックマウントタイプに絞り込むような雰囲気があります。しばらく注意して観察したいと思います。なかなか簡単に購入できなくなってきているので、おすすめ出来る製品ではありませんが、中古や在庫処分で投げ売りされていたら検討の価値はあるかもしれません。NETGEARのNASは、他の海外製NASと違い、ファイルサーバーに特化しているのが特徴です。BuffaloのTeraStation や IO DATAのLAN DISK に近い感じです。QNAP や Synology のように、”あらゆるアプリで何でも出来るよ!” って言われても、”そんなもん使うかボケ!” とか ”設定が難しすぎるわボケ!” とニーズに合わなかったり、性に合わない方には打って付けだと思い...
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Synology の Surveillance Station からネットワークカメラの映像を YouTube でライブ配信してみました。

監視カメラの定点観測映像をライブ配信したいと思ったことはありませんか。 お弁当屋さんのライブカメラが話題になりましたが、同じようなことを実現する手順を調べてみました。 YouTube でライブ配信する方法について、YouTubeヘルプの内容をトレースしながら、ちょいちょい補足を挟みつつ、ネットワークカメラと Synology の Surveillance Station で実現する方法を説明したいと思います。   まずはYouTuberライブについてのヘルプを見ていきます。 YouTubeのヘルプセンターで「ライブ配信」というキーワードで検索してください。 ライブ配信入門 YouTube ライブは、リアルタイムで視聴者に簡単にアピールできる方法です。ゲームプレイを配信する、ライブ Q&A を主催する、講義を行うなど、どのような配信でも YouTube のツールを使えばストリームを管理しながら、視聴者とリアルタイムで交流できます。YouTube でライブ配信する方法はいくつかあります。簡単にその概要をご説明します。シンプルな方法: 初心者や手っ取り早くライブ配信したい場合に最適です。 ウ...
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QNAP の Turbo NAS に QVR Pro をインストールして NVR(監視カメラレコーダー)にしてみました 2/2 QVR Pro インストール

QNAP の Turbo NAS シリーズは、Surveillance Station というアプリをインストールすることで、ネットワークカメラレコーダーとして運用することが出来ますが、最近は Surveillance Station 以外に、「QVR Pro」というアプリが追加されました。 公式には明言されていませんが、「QVR Pro」が監視ソリューションの後継システムという位置づけみたいです。 以下、インストールからカメラ設定まで試してみました。 QVR Pro インストール QVR Pro をインストールします。 「App Center」をクリックして起動します。 「監視」カテゴリーの「QVR Pro x.x.x.x」の「+インストール」をクリックします。 同時に「Container Station」がインストールされます。QVR Pro に必須なので、「OK」をクリックします。 完了を待ちます。 デスクトップにアイコンが追加されるので、クリックして起動します。 デスクトップに追加されない場合は、メインメニューから起動出来ます。 インストールウィザードが開始されるので、「開始」...
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QNAP の Turbo NAS に QVR Pro をインストールして NVR(監視カメラレコーダー)にしてみました 1/2 QVR Pro とは?

QNAP の Turbo NAS シリーズは、Surveillance Station というアプリをインストールすることで、ネットワークカメラレコーダーとして運用することが出来ますが、最近は Surveillance Station 以外に、「QVR Pro」というアプリが追加されました。 「Surveillance Station」と「QVR Pro」の棲み分けが非常にわかりにくかったので調べてみました。 簡単に言うと、”これからは「QVR Pro」使いましょう” ということみたいです。 以下ザックリですが、それぞれの考え方の違いや進化した点ついて見た行きたいと思います。 QVR Pro のカメラ互換性 QNAP のホームページには、Surveillance Station は3000種類以上のIPカメラが利用できるとあります。 QVR Pro は5000種類以上のIPカメラが利用できるそうです。 特に進化した点として、魚眼カメラ(全方位カメラ)への対応があげられると思います。 モーション検知をカメラに依存しないで、ソフトウェア機能で提供してくれました。 Surveillance ...
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SynologyのNAS DiskStation DS218play に Synology Drive Server をインストールしてクラウドストレージ風にしてみました。テレワークにも良さそうです。

SynologyのDiskStationを活用する方法として、かなりおすすめのアプリを紹介します。 DiskStationに "Synology Drive Server" を、パソコンに "Synology Drive Client" を、それぞれインストールして連携することで、DropBox等のクラウドストレージと同じことが出来ます。 クラウドサービスはちょっとなぁ。。。とお考えの方も、簡単低予算でオンプレミス環境を構築できてしまいます。 はっきり言って、メッチャ使えます!!! Synology Drive Server のインストール DiskStation 本体の設定と、QuickConnect の設定、QuickConnect ID の取得を完了してください。 DiskStation にログインして、パッケージセンターを開きます。 「ビジネス」カテゴリーにある、”Synology Drive Server” をインストールします。 インストールが完了すると、メインメニューに「Synology Drive Admin」と「Synology Drive」の2つが追加されますので、...
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SynologyのNAS DiskStation DS218play にSurveillance Stationをインストールして監視カメラのレコーダーにしてみました

最近は海外製NAS製品の知名度が上がってきて、家庭での利用も増えているそうです。 海外製NAS製品で簡単に入手出来るブランドとしては、"QNAP" ”Synology” ”NETGEAR” ”ASUSTOR” "TerraMaster" "drobo"と色々あって迷いますが、やはり無難なのは"QNAP"と”Synology”の2大ブランドになるかと思います。 今回は、SynologyのNAS DiskStation DS218play に Surveillance Station をインストールして監視カメラのレコーダーにしてみました。 QNAPも監視ソフトの名称が "Surveillance Station" と同じなので紛らわしいですが、QNAPの監視ソフトは "Surveillance Station" が終息方向に進んでいて、今後は "QVR Pro" がメインになっていくようです。 QNAPとSynologyの "Surveillance Station" を比較してみると、出来ることはほとんど同じですが、QNAPの方が若干設定が細かい気がするのと、Synologyの方が若干...
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QNAP TS-453Be に 16GBメモリをさしてみました

最近立て続けに QNAP の TS-x53B シリーズの導入がありまして、何かの時用に自分も持ってた方がいいかなと思い、同シリーズ製品を買っておこうと思いました。 しかし、QNAPのNASシリーズの中には比較的お手頃価格の、TS-x53Beというシリーズがあります。 TS-x53B シリーズの下位という位置づけのようですが、小文字の”e”が付くか付かないかで何が違うのか非常にわかりにくいです。 色々調べた結果、個人的な結論は”一緒”となりました。 ということで、検証用の機種として、TS-453Be を調達しました。 反射して写っているのは今度納品するTS-453B 小文字の”e”が付くと、何が無いのか比較しておきます。 TS-453B に有って、TS-453Be に無いもの USB QuickAccess用 USB 3.0 Type-C ポート (要らない)SDXCカードリーダー (要らない)リモコン ※IRセンサーは付いている模様 (要らない)LCDディスプレイ/ボタン (要らない)静電容量タッチボタン (要らない) 余計なものばかり追加されていて、この価格差は到底理解できませんね。...
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SynologyのNAS DiskStation DS218play をセットアップしてみました

以前QNAPのNASについて紹介させていただきましたが、ようやくSynologyの製品を使う機会に恵まれましたので、Valueシリーズの 「DiskStation DS218play」について、初期セットアップまでの操作手順について紹介させていただきます。 Synologyは初心者向きだとか、わかりやいとか言った評判をよく目にしますが、噂に違わず日本語のマニュアルが整備されています。ただし、製品には付属していないので、自力でメーカーのダウンロードセンターから入手する必要があります。初期設定の前に必ず一読しておくことを強くオススメします。 まずはハードウェアについてですが、QNAPの場合先に電源を入れてから設定画面の指示に従ってハードディスクをインストールしましたが、今回テストするSynology のDiskStation DS218Playはホットスワップ未対応ですので、電源を入れる前にハードディスクをインストールする必要があります。 初期設定はブラウザから行いますので、DS218Playを設定用のパソコンと同一LANに接続します。ルーターがDHCPサーバーでしたら、DS218Play...
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QNAPのNASをクラウドストレージと連携させてみました

QNAPのNASに保存したデータをクラウドストレージと連携して、同期やバックアップが出来るアプリがあります。 3種類あってわかりにくいのですが、違いを簡単に説明すると、 1. Connect to Cloud Drive ※現在は HybridMount に移行しました。 使いどころが難しく、あまり役に立たない 連携できるサービス:OneDrive/OneDrive for Business/Google Drive/Dropbox/Amazon Drive/Yandex Disk/Box/HiDrive/ShareFile その他のプロトコル:CIFS/SMB/FTP/WebDAV 2. Cloud Drive Sync 古いアプリで連携できるクラウドストレージが少ないが、同期に特化していてわかりやすい 連携できるサービス:OneDrive/OneDrive for Business/Google Drive/Dropbox/hubiC 3. Hybrid Backup Sync バックアップ・同期をするためのメインアプリだが、バックアップと同期の違いを理解していないとわかりにくい ...
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QNAPのNASにWordPressをインストールしてみました

QNAPのNASは、色々なアプリケーションが用意されていて、全部試してみたいのですが、使い方がわからないので、うかつに手が出せないものが多いと思います。 そんな中でも”WordPress”は身元がはっきりしていて、使っている方には馴染みやすいアプリではないでしょうか。 ということで今回は、QNAPのNASにWordPressをインストールしてみました。 まずはNASにログインして「App Center」を起動します。 「App Center」から必要なアプリをインストールしていきますが、まずは下準備ですので、インストールの順番は関係ありません。 カテゴリー「コンテンツ管理」の中から「WordPress」のインストールボタンをクリックします。 インストールが完了したら、一旦「App Center」を閉じて、アイコンが追加されていることを確認します。 この確認で順は無駄ですので、連続して次のアプリのインストールに進んでも構いません。 再度「App Center」を起動して、カテゴリー「ユーティリティ」の中から「phpMyAdmin」のインストールボタンをクリックします。 「App Cent...
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QNAPのNASにインストールしたSurveillance Stationに監視カメラライセンスを追加してみました

前回は、QNAPのTS-231PにSurveillance Stationをインストールしてネットワークカメラを1台登録しました。 2ライセンスは無料で付属しています。 ライセンスが足りない場合に追加する手順をご紹介します。 ライセンス管理 画面の中に、”ステップ1:ライセンスストア: リンク(省略)” とありますので リンクを辿って購入ページへ移動します。 1ライセンスから購入でき、まとめ買いは15ライセンスまで可能です。 まとめて買ったからといって割引されるわけではないので、半端がでないように購入数に気をつけましょう。 カメラチャンネル購入数を決定したら、チェックアウトボタンをクリックします。 ここからはキャプチャしていませんが、まずはQNAPアカウントを作成します。 ライセンス番号は、メール添付で暗号化ZIP圧縮ファイルが送られてくるので、アカウント情報の中に、解凍用のパスワードを入力する欄がありますが、覚えておきましょう。(後から確認することも出来ます) 決済はPayPalのみでドル建てですが、PayPal決済を確定する時点で円が表示されます。 PayPalだと都合が悪い場合は...